日本の戦争映画の気持ち悪さ

あまりみないけどたまに日本製の戦争映画を見るとき毎度どうも気持ち悪く感じる。反戦を前面に押し出すのはしょうがないというか良いことだとは思うけど、どちらかというと反戦と言うよりかはその当時の時代背景を全然反映せずに現代の感覚で物を言って当時の人間は馬鹿だったみたいな感じにしか取れない描写が多いような気がする。

意地やらメンツだけで戦ってたみたいなのもどうかと。今だと"北朝鮮とか中国とかと戦争になって負けそうになってそろそろ日本本土決戦"とかを想像して、その上で「戦争に負けることは恥じゃないですよ」「負けを認めたら命が助かる」みたいなこと言う人いるんかね。

アメリカの進駐が何もなかった、まさに正義の進軍だったみたいな言いよう、当時の沖縄の人たちに対してもまっすぐ言えるんかね。いろいろあったそれは現代の日本人にとっては小さい問題なのかもしれないけど。

なんかどれもこれも人間だけが60年前に行った戦国自衛隊でも見てる気分になる。


洋画の戦争映画もアメリカ製だとアメリカ万歳過ぎて気持ち悪いとかあるけど、ある程度見て個人的には最近の日本製のほうがだいぶ気持ち悪い。